長尺NC加工機とは?

長尺材(3m〜6m)に特化し、切削加工(フライス削り、穴あけ、ねじ立て)するマシニングセンタのような機械のことです。

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長尺加工機と一般的なマシニングセンタとの違い

  長尺NC加工機
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一般的なマシニングセンタ
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加工範囲 幅:奥行 = 10:1 など幅が長い材料を加工するために造られている。
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一般的に幅:奥行 = 2:1 の材料を加工するために造られている。
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工具交換

ツールマガジンがコラム内に内蔵されている為、主軸がどの位置にあってもその場で交換できる。
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※ILPシリーズはぶらさがり方式となります。

ツールマガジンが固定の場所にある為、ツールを交換する際はその場所まで取りに行く必要がある。
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材料脱着 標準装備のエアーバイスで行う。材料セット後にフットスイッチを押すことで全てのバイスがクランプ。

※ILSシリーズはテーブル仕様の為エアーバイスは未装備です。
 別途バイス等が必要になる。

イワシタの長尺加工機が選ばれる3つの理由

1. 高精度・高剛性

60年以上に渡るフライス盤の製造技術を取り入れた機械構造で、機械精度・剛性ともに長尺加工機メーカーのトップクラスです。

2. 作業性・生産性の向上

一般的なマシニングセンタに比べてワーク着脱作業を行う際の機械への接近性が良く、ワークの固定をスイッチひとつで行えるといった、長尺材の加工に特化した仕様・機械構造になっております。

3. 徹底したお客様ファースト

加工する素材や形状のみならず、工場レイアウトなどに応じて機械をカスタマイズしてご提供させていただいております。
お客様と徹底的にお打ち合わせをさせていただき、生産工程の改善をお手伝い致します。

長尺加工機でお困りごと解決します!

「加工したいワークと所有機のミスマッチ」

ワークの長さが所有機のテーブル長さよりも長いため、テーブルからはみ出した状態で加工しなければならず、セットが大変。
大型の門型マシニングセンタで加工しているが、ワークのセットや段取り替えが大変。

「ワークサイズに合った長尺加工機をご提供いたします」

イワシタの長尺加工機なら、奥行き方向のサイズはそのままで、長手方向のサイズを自由にお選びいただけます(最大8m)。

「導入したい機械と工場レイアウトの関係」

工場の広さや天井高さに対して、加工したいワークの長さに合う設備が大きすぎて導入できない。

工場が狭いので、限られたレイアウトに入る設備が欲しい。

機械のスペースで工場内がいっぱになり、ワークを置くスペースが確保できない。

「イワシタの長尺加工機はヘッド移動タイプで省スペースです」

門型マシニングセンタと比べると20〜30%程度設置面積が少ないので、余った部分を通路やワーク置き場として活用いただけます。

長尺加工に答える3TYPE

航空機分野・建築分野・鉄道分野などあらゆる分野での長尺材加工に力を発揮します。

素材や加工内容に応じて3タイプよりお選びいただけます。

長尺鉄加工に適した高剛性マシニングセンタ

長尺材加工機のスタンダードモデル

長尺鉄加工に適した高剛性マシニングセンタ

基本的なご注文の流れ

  1. お問合わせの後、加工物の素材、大きさ、加工内容からベースとなる機種を選定いたします。
  2. お客様と仕様の詳細について打ち合わせをさせていただきます。
  3. 打ち合わせした内容を元に機械の提案図、仕様書を提出させていただきます。
  4. 提案図、仕様書を元にお見積りをいたします(販売店経由となります)。
  5. ご注文の確定後、納期に基づき資材手配を行い、製造を行います。
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